大腰筋

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今回は「大腰筋」のお話。
腸骨筋と共に腸腰筋となる筋肉。
第12胸椎と第5腰椎の椎間板を含む横突起に付着して、腸骨筋と合わさり一つの腱となり
大腿骨の小転子に付着する長い筋肉がこれ。
腰椎、腰仙移行部、股関節にかけて強力な運動力学的影響を及ぼすとされます。
股関節の前を通るので強力な屈筋となります。
骨盤を大腿骨に向けて引っ張る動きによって、骨盤を前傾させ、腰椎の前弯を増強させます。
体軸骨格の自然な弯曲を維持しながら、ほぼ垂直に体軸骨格を安定させるので
腰椎の垂直方向の安定装置とも称されます。
こうした性質から、座っているときは勿論、最近では運動時の姿勢保持にも大きく関係している
という見方もあります。
歩行時の大腰筋の収縮を調べたデータでは
脚を上げる(股関節の屈曲)とき以上に、脚を後方に移した(股関節の伸展)ときに
大きな力を発揮していることを示しています。
拮抗する力に対して、引き伸されながら力を発揮する事で脊柱を支えている事になります。
大腰筋深部がローカルスタビライザーとして分類され体幹の「コア」の役割をするのは
こうした特徴が影響しているんですね。