Fascia(膜・筋膜)について

Stottt_pilates

皆様、こんにちは。
ZONE by Bcube®Wataruです。

今年も残すところあと少し。
コースやワークショップで沢山の方と再会できて嬉しかったです。
先日は仙台で企業経営者の方々の集まりにお招きいただいて
「筋膜ケア」のお話をして来ました。
Fascia(膜・筋膜)の役割とその刺激の方法に興味をもって頂きました。

さて今回はFascia(膜・筋膜)についてまとめてみたいと思います。

  1. Fasciaって何?
  2. どんな構造?
  3. 役割は何?
  4. 分かってきた事

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1.Fasciaって何?

その神秘的で魅力ある役割をもちながら長く、注目される事なく
軽んじられきた背景があることから
『シンデレラ組織』とも呼ばれるのがFasicaです。
筋膜という名称は近年耳にするようになりましたね。
正しくは本来正式な分類では、Myofasciaと名付けれ、
広義の膜を意味する名称が、Fasciaです。
「結合組織」として表現されるものです。

こちらは2015年に発表された定義です。

Fascia, とは、
皮下で筋や他の内部器官を結びつけ、  包み
、分けている鞘やシートのような
剥離可能な結合組織の集合体

Adstrum, S; Hedley, G; Schleip, R; Stecco, C; Yuucesoy, C:
Defining the
Fascial System, Journal of Bodywork & Movement Therapies, (2017) 21, 173-177

 

2.どんな構造?

一見、乱雑なようでいて混沌としているようで
そこにはちゃんとした規則性がみられ、どこをとっても同様の形式を保っています。
専門用語ではこれを「フラクタル構造」と呼び、
ZONEのロゴにも採用している負荷伝達に最良の形状である六角形をしている、
ミニカム(蜂の巣)構造により負荷の拡散伝達の役割を果たしています。

膜性のネットワークの連鎖は様々な呼び方で提示されて来ました。
スリング、システム、ライン、経絡などなど。。。
ドイツのフランクフルトでは、現在科学的観点からの立証を試みる
研究がされています。頸椎と下肢は繋がりをもち、頸部の動作により
下肢の柔軟性が認められる、など。

 

3.役割は何

要求に応じてその姿と性質を変えてはいるものの、
一つの組織が巨大なネットワークで結びつき、
身体のそこら中にある偏在性の密度高く連鎖する身体の組織です。

  1. 人体を形作る織物
  2. 広域の情報伝達
  3. 擦れと滑りの供給
  4. 負荷伝達のシステム

筋膜組織は全身に遍在するネットワークを形成します。
これは通常、生体力学的挙動に対する受動的な寄与因子と見なされています。
筋骨格力学で積極的な役割を果たす可能性のある細胞収縮の能力を
筋膜が持っているかどうかという研究も進んでいます。
腫脹にだけでなく、精神的ストレスが膜細胞に及ぼす影響から
物理的に変化を及ぼし、痛みを知覚するというものも発表され、
感覚器としての役割にも注目が集まっています。

ヨーロッパでも最古の大学の一つで、
ガリレオが地動説を唱えたイタリアのパドゥワ大学。
解剖学においても深い歴史がり、そこに現存する美しい建築と
先人の叡智と息遣いが聞こえて来そうな講堂には一度は行ってみたいと思っています。
同大学の解剖学者カーラ・ステッコの手により
過去400年間の医学解剖の歴史の中で
初めて体系的にFascia組織を整理したアトラスを編さんされました。
実に人体の美しさと神秘性を示す画期的な名著だと思います。
何と日本語に翻訳されてました

4.分かってきた事

世界初のFascia国際会議が開催された米国ボストンのハーバード大学では、
腰痛と胸腰筋膜の関係を研究したものがあります。
膜の層との間でそれぞれの膜は健康な状態では75%伸長するのに対して
損傷した組織は50%に留まったことから
組織の滑走を防ぐFasciaの擦れと滑りの質こそがその原因であるというものです。

不良姿勢や運動性の低下がFasciaの健康をそこなう原因であり、
運動こそが重要である、とする見解はどの研究者も異口同音におっしゃる事です。

Movement、動きの活用の重要性とその可能性に今、Fasciaを研究する
世界からも熱い視線を集めている?と考えています。
こうした先進の科学的理論、研究を尊重しながら、独自の見解を盛り込んで
理論と実践、そして現場における応用を深く学べるのがFascial Movementコースです。

2020年1月開催のものは先日のお申し込み開始から7時間で定員となったようで
熱心な皆さんとエキサイティングなアプローチを共有出来るのを
今から楽しみにしています。

最後までお読み下さったあなたに動画のリンクです。

フランス・ボルドーの医師Dr. Jean-Claude Guimberteauが特殊なカメラにより
Fascia の動きが可視化出来るようにしたものです。
クラシック音楽と癒しのナレーションと共に展開されるこちら。
ぼーっと観てるだけでも楽しいですよ。

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