前回のコラム「足」の不思議より・・・
「次回は足のアーチや、足底筋膜の性質なんかについて
もっとご紹介していきたいと思います。」
さて前回に続いて「足」です。
荷重を支えるために硬くもあり、かつ様々な環境に適応したり
推進させるために柔らかくもある必要があるのが足です。
その足には三つのアーチがあります。
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【内側縦足弓】
踵骨結節、距骨、中足骨、3 つの楔状骨、最初の 3 つの中足骨から構成される。
正常な角度は 130~150 度
【外側縦足弓】
より高い安定性; 踵骨、立方骨、第 4 中足骨から構成される。
長腓骨筋、短腓骨筋、第 3 腓骨筋、短趾屈筋によりサポートされる。
【横足弓】
舟状骨、楔状骨、立方骨、中足骨から構成される。
前骨筋、後骨筋、長腓骨筋、足底筋膜によりサポートされる。
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この足のアーチは5 歳までに発達するとされ、主に靭帯、足底筋膜により支えられて、
補助的には筋肉によってサポートされています。
静的立位においては、実はこの筋肉はほとんどアーチサポートに寄与していないのです。
関節と骨の絶妙なデザインと構成がアーチを生んでいることがわかります。
また重要な役割を果たすものに足底筋膜があります。
この密な結合組織のシートは、踵骨結節に起始し、
第 1 趾の種子骨中に挿入、その他外側 4 趾を覆います。
荷重支持下では 12%まで伸張することができます。
足の剛性の 25%を担うものでもあります。
体重負荷支持時に、全体重の 14 パーセントを運搬してくれる頼もしい存在です。
これがアーチの構成とその維持に役立ち、足内在筋の関与を軽減させるのです。
私たちが歩みを進める推進力のため足に剛性あるテコを構成するのも足底筋膜です。
踵を起点に足趾に向けて足底を刺激する事で、前述の各機能が活性する事が考えられます。
裸足で動く、ボールでローリングするなどもいいですね。
「足を敏感にする、足に敏感に動く」とエクササイズの違った体感ができるかもしれません。
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第31回は8月15日(水)アップ予定。
次のコラムもお楽しみに!
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