今年もいよいよ残りわずか。。。今年も皆様ありがとうございました。WATARUです。
毎年この季節になると楽しみにしているスポーツにアメリカンフットボールがあります。
留学当時は、週末のホームゲームには友達とサイドラインに陣取って応援したり、
トレーナーのお手伝いとしてかけずり回っていたのを思い出します。
時にはゲームそっちのけでお祭り騒ぎになったりと、アメリカ文化の良い思い出です。
TVの前に集まりピザとビールで大好きなチームを応援する。。。そんな夜も懐かしいです。
戦略的に何通りも複雑なフォーメーションから繰り出す頭脳戦の数々と
筋肉の鎧をまとった、屈強な選手達の激しいぶつかり合いは見応えがあります。
今回はそんなアメフトの世界にも浸透するピラティスのエピソードをご紹介します。
ワシントン・ポスト紙が地元NFLのレッドスキンズの選手をとりあげたものです。
Kedric Golston and Lorenzo Alexanderの両選手がオフシーズンに何と
ピラティスのインストラクターになった。という記事です。
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「ピラティスはコアの強化と柔軟性を高める事ができるので、今から約5年前に始めました」 とGolston選手。「従来のフリーウェイトやそれらのトレーニングは、関節には酷なものです。NFLシーズンを終えた後は、体型を維持する必要がありますが、関節を回復させる必要もあります。だから私はピラティスをやり始めて、それが身体のためにもたらしてくれる影響と、まさに恋に落ちました 」
両選手は世間ではピラティスは、女性のためのものという認識があることは感じていますが、彼らはそれを変えたいと思っています。
「明らかにピラティスは汚名をきせられているところがあると思う。僕自身ものめり込み、それがいかに偉大なワークアウトであるかを知るまでは偏見がありました。」Alexander選手は話す。「だから私たち自身が実験モルモットとなって、ピラティスに取り組む姿を見てもうことで、世の中の男性に啓蒙しています。」
と記事で紹介されていました。
<ワシントンポスト紙 原文をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください>
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多くの男性アスリート達が、限界を高めて、ゲームでのパフォーマンス向上させる手段としてのピラティスの魅力に気付いて実践しています。
ゴルフ界のスターでいえばTiger Woods, Rocco Mediate, Phil Michelson。
NBAの選手では Greg Oden、Jason Kidd。
NFLでは Ruben Brown。
MLBではピッチャーのCurt Schillingなどがいます。
バスケットやフットボールのチームの中には、トレーニングの一環としてピラティスの器具を導入しているとこも多いのです。
様々な競技の動きの隅々までピラティスの感覚を活かしていくことができます。
姿勢を改善し、動きや集中力を研ぎ澄ますことが出来るワークアウトだからこそ
高いレベルでしのぎを削る彼らにも受け入れられていると思います。
最近、さかんに言われ始めた”ファンクショナルトレーニング”という言葉。
身体の動きの機能性の追求といったところです。言葉だけが先行する傾向にあるようですが
その本質こそ 、STOTT PILATES®が20年以上に渡り提案してきたことのように思います。
そもそも 機能的な動きを求めないトレーニングが存在するのか?そうならば、その取り組みには
どれほど意味があるのか?と思います。
男女を問わず、機能美を追求する面白さを感じて下さっているのは嬉しいですし
ピラティス男子の増殖は嬉しい限りです。
感覚の鋭い男子のたしなみとして、日本でもピラティスが浸透していって欲しいです。