こんにちは、ZONEアカデミーの小田原です。
コース受講生の皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
現在、ビーキューブスタジオ、ZONEアカデミー共に休業中のため
コース内容の練習がなかなか進んでいない方もおられると思います。
休業前にAkatsuka先生から試験勉強の方法の質問の答えになれば、
と作成いただいたブログ記事がありました。
「Stay Home!」の今だからできる練習や、ヒントがあるかもしれません。
ぜひこちらをご覧いただき、練習の工夫をしてみてください。
こんな事情の中ですが、全国各地で勉強している受講生がいます。
みなさん、よい時間を過ごしていきましょう!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
こんにちは、Akatsukaです。
試験に向けて、みなさん頑張っておられますか。
今回は現在勉強されている方々に向けて、効率よく練習できる方法を
お伝えしたいと思います。
効率を考えた際に、「準備」と行う「順番」が重要になります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
まずは自分の身体でエクササイズを理解することは大変重要です。
キューイングに合わせて反応することにより、
指導にも活かすことができます。
方法としては、
a)セッション受講
b)DVDを見ながらキューイングに合わせて動く
c)テキストを確認しながら動く
この3つがあります。
お勧めの順番はa→b→cです。
まず、正しくエッセンスを身体に落とし込むために、
自分では気づかないエラーを修正してもらいましょう。
課題となる五原則の項目を1〜2つアドバイスがもらえるように
リクエストしてから受講するのが良いでしょう。
次にDVDを活用し、映像を見ながら一緒に動きます。
セッション受講の際にアドバイスされたご自身の五原則での
課題を思い出して動きましょう。
最後に教科書を見て、不足を補います。
この段階で読むべきは「フォーカス」です。
見るべきポイントを振り返ることで、自身の動きを介して
さらに深くエクササイズを学ぶことができます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その2:指導実習
必ず行う前に課題(テーマ)を決めてから行いましょう。
課題なき練習は時間を無駄に使ってしまいます。
ティーチングのテーマを挙げてみると、、、
a) キューイング
b)修正
c)モディフィケーション
d)内容の理解
e)ティーチングマナー
f)リズムとペース
このように分かれます。
お勧めの順番はa)から順を追って進めていくと良いでしょう。
a)キューイングはヴァーバルと合わせて
①タクタイル
②ビジュアル
に分けて練習します。
①、②はエクササイズによって使い分けます。
①の練習には支持面が少ないもの、②の練習には四肢の動きが複雑なもの
を選びましょう。
例1 レッグプルフロント、ショルダーブリッジ
例2 スローダブルレッグストレッチ、ソー
b)修正も一緒に練習ができます。
修正が苦手な方に見受けられる傾向が、ティーチングする場所や
視野が固定されていることが多いです。
場所と距離感を良く変えるようにしましょう。
矢状面の乱れを確認する場合は側面から、水平面と前額面の乱れを確認
する場合は、頭や足元から観察します。
c)モディフィケーションはd)内容の理解とセットに準備します。
いずれも「何の(どこの)ためか」「チャレンジ」なのか
「サポート」をキューイングの中に織り交ぜるように伝えます。
プロップを使用する場合は、期待する動きも指示できるようにまとめておきます。
e)ティーチングマナーは、モチベーションがあげられるように、
できているところを述べてから改善点が伝えられるようにします。
修正する点が減っていくメリットもあります。
また照れ笑いをしたり、小声にならないように、普段から自信を持って
指導しましょう。
インストラクターとして演じることが必要にもなります。
f)リズムとペースのために、実際に時間を測って練習をします。試験時
間の5〜10分くらい早く終えられることを目標に行いましょう。
なかなか時間が短縮できない方は、下記の項目を洗い直してみましょう。
①テンポ
コーディネーションがエッセンスに含まれるエクササイズを、
積極的に指導しましょう。
例えばダブルレッグキック。
② トランジッション
スタートポジションを簡潔に述べて誘導できるように。
その際にプロップを使用して行いましょう。
練習風景を見ていると、d)に重点を置いて互いに確認してから始める方
が多いですが、少しぐらいのエラーは良しとしてティーチングと修正を
するところから始めていくのがお勧めです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その3:見学
ここまで来て、見学をしてみることで、今までの疑問がまとまってきます。
失敗をどれだけ経験するかが練習では重要で、その解決策に見学の
時間は大変有効です。
実際のセッションにはたくさんのヒントが沢山詰まっていますが、
失敗するまでに見学しても、気づくことなく見ているだけのことも多く
時間を無駄に費やしてしまいます。
キューイングの手法、観察している場所、タクタイルの仕方、プログラミングの
組み方等が見所になります。
予め、見る項目と、インストラクターを決めておきましょう。
複数インストラクターがいる場合は一人のインストラクターに絞って、
最初から最後まで見るようにしましょう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
このように課題に取り組む順番と工夫が試験対策には重要です。
練習には時間があっても準備が不十分では有効に使うことができず、
いつまで経っても改善ができません。
ですので練習に向けて準備は必須です。環境やボディの協力が制限されていても、
効率よく学習ができます。
準備さえできていれば、マット一枚あって、誰かボディ協力を得られる方さえいれば、
十分スキルを向上させることができます。
ぜひ本番に向けて頑張ってくださいね!
お問い合わせはメール 又は お電話 ( ☎︎ 06-4708-7936 ) で!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〒541-0044 大阪市中央区伏見町2-6-6 伏見町KANBEビル3F
Tel:06-4708-7936
E-mail:ppro@bbbcube.com
URL:http://www.bbbcube.com/zone/academy/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー