こんにちは。
ZONE by ビーキューブ®アカデミー担当の小田原です。
年1回、ビーキューブ®開催されるISP(傷害と特殊条件)コース。
ストットピラティスSTOTT PILATES®インストラクター養成コースの中で、
唯一座学で行われるこちらのコース。
ピラティスインストラクターとして活動する中で、
様々なお客様のお身体の特徴にあわせた安全で
効果的なセッションができるようになるには、
確かな知識と体に配慮した調整(モディフィケーション)が必須です。
ISP(傷害と特殊条件)コースを受講されたKikumi先生より、
こちらの内容をご紹介いたします!
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ストットピラティスSTOTT PILATES®
インストラクター養成コースの皆様、こんにちは。
ビーキューブ®でインストラクターをしているKikumiです。
2018年2月の認定試験に合格し、
6月からマスターインストラクターとして、
プライベートセッションでは、すべての器具を使用して
お客様をお迎えすることができるようになります。
日曜日と月曜日にセッション枠も増加し、
今まで以上に多くのお客様とピラティスができることに
今からワクワクしています。
今回受講したISP(傷害と特殊条件)コースは
今の自分が「まさに勉強したかった!」そんな内容でした。
コースで取り上げられる内容は、
すぐにセッションに使っていける実践的なものばかりです。
お身体の不調を感じているお客様のために
ピラティスセッションで活用したいと思うヒントがたくさんありました。
セッションではお客様のお身体の現象に目が行きがちです。
「骨盤が不安定だな」
「肩が痛いということは、肩甲骨に原因があるのかな」
と、そのポイントばかりが気になってしまいます。
コースで気がついたことは
「身体全体を見る広い視点を持つ」ことでした。
それによってプログラミングの考え方が、がらっと変わりました。
お客様のカルテで、痛みがあるところ、関節の不安定なところを
見てそれでプログラミングをすることはよくあります。
ただ、「何を考え、何を重きを置いてプログラミングするのか」、
そのポイントが4つあることを知りました。
①身体の構造と生体力学
②筋肉
③運動制御(モーターコントロール)
④神経伝達、感情(意識)
この4つの要素で考えると、プログラミングがわかりやすくなりました。
これらの視点で身体をみた時に
関節が不安定な場合は、筋肉のサポートを考えたり、
中でも股関節であれば骨が大きく影響していたり、
肩甲骨であれば骨が少なく不安定な部分なので筋肉について考慮したり・・・。
ポイントとする場所によって考え方、視点を変えて
プログラミングを行うことで、新たなアプローチができるようになります。
また、骨や筋肉のほかに、膜も含めて全身がつながっていること
それが密接に関係していることへの驚きもありました。
実際に自分が担当したことがあるお客様で
20年前に腰椎のヘルニアをされていて、いまだに運動をすると痛みが出る
という方がいらっしゃいました。
昔の痛めた箇所が、現在の身体の原因かというと、
そうではない場合があります。
・その怪我をかばうために、別のところに負担が来ているかもしれない
・普段の身体の動きの癖が、腰椎の痛みの出る原因になっているかもしれない
など、今の痛みの原因の可能性を「過去の腰椎ヘルニア」だけを考えるのは
その本当の身体の不調を見抜くことができなくなってしまう可能性があります。
日常生活を過ごす時、あまり意識していない身体の動かし方を
ピラティスを通じて機能的な動きにすることができます。
痛みのばかり注目せず、お客様の身体全体に目を配り
お客様が気付いていない身体のことをピラティスでお伝えしたいですね。
ストットピラティスSTOTT PILATES®5原則の大切さも
改めて感じさせられました。
身体を5つのポイントで考えるというのは素晴らしいと思っています。
ストットピラティスSTOTT PILATES®はモディフィケーションも多く、
ピラティスエクササイズから人の身体へアプローチできるのも
大きな魅力です。
ISP(傷害と特殊条件)コースでは、新しいトピックも紹介されます。
今年は水硬性作用=膜へのフォーカスのこともお話がありました。
リターン受講される方が多いコースと聞いています。
バージョンアップされている内容を聞くのも面白いと思います。
コースは4日間あるのですが、写真のような
「みんなで考える、話しあう」時間もあります。
クライアントモデルごとにグループになってプログラミングを行うのですが、
自分以外のプログラミングを聞く機会は、本当に面白かったです。
ピラティスインストラクターとして活動している方や
医療系の国家資格も持っているインストラクターも参加しているので、
新しい視点、自分では思いつかない考えを
いろんな人のプログラミングで知ることができました。
今回の受講生の中には妊婦さんがいらしゃって、その方に向けた
エクササイズやアプローチを実践で学ぶことができました。
ピラティスをしていたおかげで、骨盤底筋を引き上げができていたので
腹横筋が張り、安定している身体にできたとのこと。
ピラティスで出産に向けた身体づくりができるので、
妊婦さんにもっと広がってほしいですね。
ISP(傷害と特殊条件)コースはプライベートセッションを担当している
インストラクターはぜひ受講してほしいです。
テキストだけではない、別の視点も勉強できます。
コースは器具コース受講しているほうが全部を理解できますが、
知らないエクササイズを自分の知っているエクササイズに置き換えたり、
器具がない環境でできるヒントも学べます。
Wataru先生に日頃のお客様のセッションでの疑問点も
質問できるチャンスです。
より具体的な解決方法に気づくことができます。
次回は2019年に開催予定とのこと。
ぜひぜひ受講してみてください。
インストラクターとしてのスキルはこのコースで確実にアップできますよ。
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Kikumi先生、ありがとうございます。
ビーキューブ®でISP(傷害と特殊条件)コースが
開催されるのは、2019年の予定です。
毎回多くのインストラクター、受講生が参加するコースです。
インストラクターとしての知識と技術向上のために、ぜひご検討ください。
お問い合わせはメール 又は お電話 ( ☎︎ 06-6241-6364 ) で!
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